オクニョ 毒舌感想

takakoです。

NHKBSプレミアムで放映されていた「オクニョ」。週1放送だと耐え切れないと思ったので、1年かけて51話を録画し、一気見(おぃ)。ネタばれあるので、ご注意を。

獄中で生まれ、オクニョ(獄女)という名付けられた少女は、典獄署(牢獄)で下働きをしつつ、囚人たちからスリの技術だったり、観相だったり、学問だったりを学び成長していきます。ただ、母が何者かに追われ、典獄署に辿り着き、自分を産んだと知ったことで、オクニョは捕盗庁の茶母になる決心をします。そして、20年もの間、典獄署の一部の人にしか知られていないパク・テスの存在に気付き、オクニョは弟子になり、武術までも学びます。その後、念願の捕盗庁の茶母になるオクニョですが、いろんな陰謀に巻き込まれ・・・。

原題が「獄中花」というタイトルだったのに、NHKで放映されたときに「オクニョ」に。まぁ、この方がNHKの朝ドラっぽい女性の一代記って感じがします。おまけに、「オクニョ」を見続けると感じるのですが、コ・スの存在感が薄すぎ。そういう意味では、「オクニョ」を前面に出した邦題は正解だったかと。

で、本題のストーリー展開もよくできています。陰謀に巻き込まれ流刑されたかと思ったら、憑依した占い師(?)になりきり、宮中に入り込んだり。もちろん、ジホンに頼んで相手の情報を仕入れていたからこそですが、そんなことを思いつくオクニョの機転はなかなか。それだけでなく、オクニョは男性もどんどん虜にしていきます。韓国ドラマあるあるは、二人の男性に取り合いですが、「オクニョ」は三人。まぁ、ジホンは同志みたいな立ち位置ではあるのでちょっと違うと言えば違いますが、ジホンがオクニョに気持ちが傾かなかったとは思えなかったんで。それより、明宗はちょっとかわいそうでした。オクニョを側室にしようとまで思って奔走するのに、まさかまさかの腹違いの妹という結末。

ただ、ストーリーは面白かったんですが、チン・セヨンのみなぎる前のめり感だけは、やっぱり受け入れられず。NHKのインタビューでも、オーディションでできないのにできると言ったと言ってたし。整形で自己主張の強い顔を手に入れたからか、肉食系のにおいがプンプンします。この手のタイプが近くにいたら、一番避けないといけないと、私的には思ういタイプなんですよねぇ~。
#整形前の顔写真を見ると、丸くてぼやっとしたかわいい感じなんです。

実際、コ・スは完全にチン・セヨンに食われて影薄くなっていましたから。もちろん役柄的に一歩引いていたというのもあるでしょうが、エネルギー分量がチン・セヨンの方が大きい。チン・セヨンって、調和タイプじゃないなぁ~と。そういう意味では、少女時代を演じたチョン・ダビンちゃんの方が、全体を包む感じがありました。

獄中で生まれて王女まで上り詰めていく間の妨害ストーリーは、なかなか見ものなので、見て損はないです。

■キャスト
チン・セヨン(オクニョ役)
チョン・ダビン(オクニョ子役)
コ・ス(ユン・テウォン役)
ソ・ハジュン(明宗役)
キム・ミスク(文定大妃役)
チェ・テジュン(ソン・ジホン役)
チョン・ジュノ(ユン・ウォニョン役)
パク・チュミ(チョン・ナンジョン役)
チョン・ウンピョ(チ・チョンドク役)

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