エンジェルアイズ 毒舌感想

エンジェルアイズ

takakoです。

テレビ東京で放映されていた「エンジェルアイズ」。事前に調べた限り、評価が高かったのですが、主人公二人の子役時代が良すぎたせいで、ちょっと残念感がぬぐえません。ネタバレはあるので、ご注意を。

子役を演じたのは、カン・ハヌルとナム・ジヒョン。相変わらず実年齢無視の韓国ドラマなので、5歳近く差があるのに、ナム・ジヒョンが年上の設定。いくら何でも無理があるだろうと思ったのですが、そこは演技上手の子役出身のナム・ジヒョン。「善徳女王」で見せたあの演技力は健在という感じです。

カン・ハヌル+ナム・ジヒョン

で、子役時代のカン・ハヌルとナム・ジヒョンはたった2話しか出てこないのに、回想シーンで出てくるということもあり、後々までずっと影響力を残します。そのせいか、大人役を演じたイ・サンユン、ク・ヘソンにバトンタッチされても、何かしっくりこないんですよねぇ~。

特に、ク・ヘソン。顔はかわいいのですが、涙を誘わない。「エンジェルアイズ」ってストーリーはよくできているのですが、感情移入ができないと厳しい部分がある作品。ナム・ジヒョンが演じていたスワンには心が動いたのに、ク・ヘソンだとダメ。「19歳の純情」や「花より男子」の時には感じなかったので、コメディっぽい作品じゃないとダメなのかなぁ~なんて思ったり。実際、今年韓国で放映された「ブラッド」でも、ク・ヘソンの演技は酷評されていたんで。

肝心のストーリーは、一言で書くと、12年という空白の歳月を経ても、初恋の相手を想い続け、結婚したというもの(おぃ)。ドンジュがお粥の配達先で見かけたスワンに一目惚れし、スワンが目が不自由だとわかると、ドンジュはスワンから離れるのではなく、スワンを暗闇から解き放とうとあの手この手を尽くします。さらに、底抜けに明るいドンジュ母、ドンジュ妹に囲まれ、スワンは目が見えるようになりたいと本気で思い始め、どんどん前向きに。

ただ、あっさり角膜移植が行われて目が見えるようになるわけではないところが、韓国ドラマ。交通事故にあったドンジュ母が、スワンに角膜を提供するのですが、その裏ではいろいろなことがあるんですよねぇ~。で、12年後に再会したドンジュとスワンがお互いの気持ちを確かめ合い、幸せの絶頂の時に、その真実がすべて明るみになり・・・。その過程を3話から20話で描いてます。

ピュアラブストーリーと書けばその通りなのですが、いろんな人の犠牲の上に成り立っているとも言えなくもなく、何となく複雑です。あっ、余計なことを考えずに素直に見れば、良い作品です。

■キャスト
イ・サンユン(パク・ドンジュ役)
カン・ハヌル(パク・ドンジュ子役)
ク・ヘソン(ユン・スワン役)
ナム・ジヒョン(ユン・スワン子役)
キム・ジソク(カン・ジウン役)
V.I BIGBANG(テディ・ソ役)

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