イヴのすべて 毒舌感想

イヴのすべて

takakoです。

BSイレブンで放映されていた「イヴのすべて」。私が初めて見た韓国ドラマが「イヴのすべて」で、な、なんと、2002年10月。13年も月日が経過したからか、記憶がかなり曖昧になっていることが判明。ネタバレあるので、ご注意を。

ちょうど「TWO WEEKS」と同時進行で見ていたこともあり、ヨンミ役のキム・ソヨンの違いにびっくり。チェリムは全然変わらないというか、「タルジャの春」で子持ちのおばさん役を演じていたんですが、すぐにチェリムだとわかったのに、キム・ソヨンはドラマが変わると、同一人物と気付かないこと多い、多い。この違いって何ですかねぇ~。

で、本題のドラマの方ですが、マッチャンドラマの原点といわれるだけあって、策略がいっぱい出てきます。ただ、最近のマッチャンドラマは、何もかも持っているお嬢様が、唯一手に入らない人の心を奪った貧乏人に仕掛けるというのがパターンなので、そういう意味ではちょっと違うかなぁ~と。ヨンミは、6歳の時に母親が家を出てしまい、飲んだくれの父親に虐待を受けながら育ったことで、何不自由なくソンミをねたみ、ソンミが持っているものをすべて奪おうとしたんで。

育った環境は選べない

何もかも持っているソンミをねたむというか、羨むという気持ちは、正直わからなくもありません。たぶん、誰もが持つ感情でしょう。ただ、羨ましいなぁ~と思って終わるだけか、持っているものを手段と方法を選ばずに奪おうとするかの違い。さすがに、先輩の失脚を狙い、ヨンミが車に細工をしたのは、完全な犯罪なのでユルされませんが。他の策略は、言葉を巧みに使ったものなので、ソンミがその気になれば、ヨンミの悪だくみを暴けたかと思うんです。そう、ソンミが優しすぎたというのも、ヨンミの悪だくみをエスカレートさせたのかなぁ~と。

欲をかきすぎると自分に返ってくる

ヨンミの欲がどんどん大きくなり、最後にはヨンミのせいでウジンは亡くなってしまうのです。その後、ヨンミは周りから蔑まれるように自ら行動し、自殺。結局、自殺は未遂で終わるのですが、母親が家出をする6歳までの記憶しかない状態に。ただ、ヨンミの冷たくきつい表情が穏やかになっていのが、唯一の救いでした。

「イヴのすべて」の主演はチェリムですが、完全にキム・ソヨンの勝ちかと。実際、ヒョンチョルとソンミのラストシーンより、穏やかなヨンミの表情の方が、深く印象に残ってますから。

ちなみに、マッチャンドラマの原点は、シム・ウナ主演の「青春の罠」だと、私は思ってます。「イヴのすべて」も面白いですが、「青春の罠」もお時間があったらどうぞ。

■キャスト
チェリム(チン・ソンミ役)
キム・ソヨン(ホ・ヨンミ役)
チャン・ドンゴン(ユン・ヒョンチョル役)
ハン・ジェソク(キム・ウジン役)
キム・ジョンウン(ユ・ジュヒ役)

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