わが愛しの蝶々夫人 毒舌感想

わが愛しの蝶々夫人

takakoです。

BS朝日で放映去れていた「わが愛しの蝶々夫人」。正直、ナビとウジェというメインキャストの二人を今まで他のドラマで見たことがなかったのであまり期待していなかったのですが、意外や意外でした。ネタバレあるので、ご注意を。

ナビ役のヨム・ジョンアは35歳、ウジェ役のパク・ヨンウは34歳という設定ですが、いくら3年前の作品とは言え、老けすぎ(笑)。ヨム・ジョンアはきれいなんですが、顔のしわ(?)が多すぎて、当時の実年齢39歳よりも上に見えるのに、35歳はないだろう!と、最初の頃は突っ込んでました。

ヨム・ジョンア

韓国ドラマの見た目と実年齢と設定年齢の違和感は今に始まったことではないのですが、1話の時点で違和感を感じてしまうと、ストーリーが面白くない限り、はまれないんですよねぇ~。幸い、「わが愛しの蝶々夫人」は面白かったので、途中からはその辺りは気にならなくなりましたが・・・。
#あとは、ソラ役のユン・セアの頬が固まっているのが・・・。

で、肝心のストーリーですが、とにかくナビがまっすぐという点がGood。一応、兄の自殺がナビに振られたせいだと思い、ソラが一方的にナビに復讐していたという点では復讐劇のようでもあるのですが、マッチャンドラマとは一線を画していたストーリー展開は斬新。まぁ、ナビが周りから誤解され、芸能界から追放されるのも、怒りっぽい割には弁解をしない性格という点もありましたけどね。ただ、この性格を気付いてくれたのがウジェ、メジコン食堂の家族たち。人は見かけや噂で判断してはいけないという好例でしょう。

ただ、ナビとウジェの結婚式のシーンがなかったのは驚き。別れ話のシーンからいきなり2年後になっていて、ワールド百貨店の社長とザ・ナビの代表として、ウジェとナビはけんかしてるんです。まぁ、よくよく見ると、けんかしながらウジェの家に一緒に帰り、ナビの母親まで同居しているので、あっ、結婚したんだとはわかったんですが!BS朝日のこの枠はノーカットになったので、カットされた訳じゃく、最初からなかったんでしょうねぇ~。なかなか、脚本家の方、面白いシーンでつないでくるな!と思わされました。

そして、やっぱり韓国ドラマに欠かせないのは、ほっと和ませるというか、憎めない脇役がいる点。「わが愛しの蝶々夫人」では、キム・ベッキ役のチェ・ミンソン。とにかくあのバカ笑いはおかしすぎ。チェ・ミンソンよりももっと濃いキャラだったのは、ホン・モラン役のイム・ソンミン。

イム・ソンミン

あれだけウジェ兄を追い込んでいるから、てっきりお金が好きで結婚しただけだと思っていたら、実は高校生の時にウジェ兄に一目惚れして、父に頼んで政略結婚したと。おいおい、だったらもっと尽くせばいいのに、すごい態度とって離婚まで切り出されるんですから、何だかなぁ~と。最後の最後まで見ればこの事実はわかるんですが、想像していなかった内容でびっくりでした。ちなみに、ウジェ兄夫婦は、「おバカちゃん注意報」でも共演しているので、最初は同時進行で見ていたため、違和感ありありでした。

「わが愛しの蝶々夫人」は復讐劇のようでもありますが、とにかく心が温まる家族物語でした。オススメです。

■キャスト
ヨム・ジョンア(ナム・ナビ役)
パク・ヨンウ(イ・ウジェ役)
キム・ソンス(キム・ジョンウク役)
ユン・セア(ユン・ソラ役)
キム・ジョンヒョン(キム・チャンギ役)
チェ・ミンソン(キム・ベッキ役)
キム・ジュニョン(リ・グッキ役)

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