ただ愛する仲 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「ただ愛する仲」。ガンドゥがなぜそんな生き方をしているのかが疑問で仕方がありませんでした。ネタばれあるので、ご注意を。

とにかく暗い!という一言しか思いつかないのが「ただ愛する仲」。何しろ、主人公のガンドゥ、ムンスは、12年前のショッピングモールが崩壊するという事故で奇跡的に生き残った二人でしたから。特に、ムンスは妹が犠牲になっているということもあり、罪悪感の中、必死に生きていたのです。で、この二人は、同じ場所で事故にあっただけではなく、がれきの下で、お互い励ましあいながら救助を待っていた仲間だったのです。でも、12年間一度も会うことなく、偶然再会した時、ガンドゥだけがムンスに気付くのです。

さらに、ムンスが働き始めた建築事務所の代表ジュウォンもまた、12年前のショッピングモール崩壊事故に関係しています。正確には、ジュウォンではなくジュウォン父が設計に携わっていたのですが、本当の事故の原因はチョンユ建設。問題は、チョンユ建設の娘ユジンとジュウォンは、当時、恋人同士。結局、事故があって二人は別れたのですが、本当の原因は、ジュウォン母がユジン父と再婚したから!まぁ、この再婚自体も、事故のせいではあるんですけどねぇ~。相変わらず、韓国ドラマは人間関係複雑すぎます。

で、ガンドゥはムンスとは違って荒れた生活を送っていましたが、ムンスと出会い、少しずつ変わっていきます。でも、ムンスがガンドゥに言い寄っても、ガンドゥは受け入れず。結局、最後にはムンスの気持ちを受け入れるのですが、ちょっとだけ疑問なのが、同じ痛みを持った者同士というのは、辛くないのかなぁ~という点。崩壊事故での生存者ですから、フラッシュバックみたいな現象に苦しんでいたはずなんです。なので、同じ事故の生存者というだけで、フラッシュバックの引き金になるのでは?と。私はこの点がどうもひっかかって、ガンドゥとムンスの気持ちが理解できませんでした。

主人公二人の感情に共感できれば、「ただ愛する仲」はおすすめです。だって、ドラマの流れ自体は、良かったので。

■キャスト
ジュノ+2PM(イ・ガンドゥ役)
ウォン・ジナ(ハ・ムンス役)
イ・ギウ(ソ・ジュウォン役)
カン・ハンナ(チョン・ユジン役)

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