ここに来て抱きしめて 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「ここに来て抱きしめて」。「ゴー・バック夫婦」でも、あら、この子誰?と思いましたが、「ここに来て抱きしめて」のチャン・ギヨンはなおいい!ネタばれはあまりないと思うのですが、ご注意を。

ドラマの内容には共感できない部分も多かったのですが、「ここに来て抱きしめて」はチャン・ギヨンとホ・ジュノという二人の俳優を見るという目的でも十分かなぁ~と。えっ、なぜホ・ジュノ?という疑問もわきますが、ホ・ジュノの怖さがドラマ自体を引き締めていたのは確か。ホ・ジュノがただ立ってるだけでも、背筋が凍るというかなんというか。サイコパス連続殺人鬼ユン・ヒジェ役にホ・ジュノをキャスティングしたスタッフたちに、拍手を送りたいと思ったくらい。そして、そのホ・ジュノがいたからこそ、チャン・ギヨンが浮き立ったというのもあるかと。

実際、ナムは、普段はヒジェのように無表情で、名前のナム(木)のように朴訥とした感じがある。その雰囲気は、恐ろしさを醸し出しているヒジェとは違って、冷たさ。まぁ、ナムは連続殺人鬼の息子ですから、他人を寄せ付けないようにバリアをはっているというのは仕方がない。名前もドジンと改名し、警察官を目指してますから。

ただ、そんなナムの前に、ヒジェに両親を殺されたナグォンが現れ、生活は一変していきます。二人は中学生の頃に付き合っていた初恋の相手同士。そればかりか、二人はナグォン両親がヒジェに殺された現場にもいたのです。フツーなら、ナグォンがナムを好きでい続けることはなく、復讐相手になるはずが、ナグォンはナムに、ヒジェを殺すな、生き続けてくれと訴えて分かれるのです。そして、ナグォンはナムに自分を探してほしいという思いから、ハン・ジェイと名前を変え、女優として活動していたのです。

で、再会後は、ナグォンが何かにつけナムに近づくのですが、ナムはナグォンを遠ざけようとします。まぁ、加害者の息子と被害者の娘ですから、当然といえば当然なのですが、ナグォンはナムとは関係ないと。冷静に考えればそうなんですが、世間の目は冷たい。特に、ナムの父ヒジェは、誰がも知っている凶悪犯。二人のスキャンダルが噴出すると、ナグォンは女優生命も危うくなる始末。それでも、ナグォンはナムへの純愛を貫き通し、ナムも最後には受け入れ・・・。個人的には、ナムがナグォンを受け入れてから見せる、「うんうん」とうなずく仕草が胸キュンポイントかと。体は大きいのに、ご主人さまに忠誠を誓う子犬みたいなんです。えぇ、ストーリーより、この演技観ているのが一番ワクワクしたのは確か。

チャン・ギヨンのこれからが楽しみです。

■キャスト
チャン・ギヨン(チェ・ドジン/ユン・ナム役)
ナム・ダルム(チェ・ドジン/ユン・ナム子役)
チン・ギジュ(ハン・ジェイ/キル・ナグォン役)
リュ・ハンビ(ハン・ジェイ/キル・ナグォン子役)
ホ・ジュノ(ユン・ヒジェ役)
ユン・ジョンフン(キル・ムウォン役)
キム・ギョンナム(ユン・ヒョンム役)

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