takakoです。
BSジャパンで放映されていた「がんばれ!クムスン」。実は、数年前に途中で挫折した作品だったのですが、今回は最後まで見ることができました!というより、最終回近くでは号泣してしまったんですよねぇ~。韓国で4人に1人が見た極上のホームドラマというのも納得です。ネタバレありなので、ご注意を。
すごい大人気俳優が出ている訳でもないのに、なぜか日本でも「がんばれ!クムスン」を高く評価する人が多く、数年前に一見たのですが、途中で挫折。その理由は、クムスン。正直、あのダサイ服装で美容師になると言ってたのも驚きだっただけではなく、とにかく押しが強い、強い。不合格になった美容室にも押しかけ、結局は採用され・・・。そればかりか、借金をお願いしたりと、厚かましいにもほどがあるって感じで、私には受け入れられなかったのです。
そんなこんなんで断念した「がんばれ!クムスン」だったんですが、今回はその押しの強い部分は横目に眺めることにしたところ、後半になっていくにつれはまっていきました。特に、普段は元気でめげないクムスンが、母親が生きていたと知った上に、肝臓の移植を頼まれた辺りから、なんだか人間らしさを感じ始めたんですよね。
で、クムスンよりも個人的にツボだったのは、ジェヒ役のジファン君。いや~、硬派だと思ったら、クムスンのことが好きになってから、どんどん壊れていくんです。これ、「家門の栄光」のパク・シフにつながるなぁ~と。特に、追いかけても追いかけてもクムスンから突き放されていたのに、クムスンが好きだと告白したら、ころっと表情変わるジファン君は、かなーりかわいい(笑)。結婚式のシーンでも、母親からとがめられても顔が緩みっぱなし。「快刀ホン・ギルドン」とは全然違ったので、なんだか不思議でした。
そして、私が号泣したのは、クムスンが嫁いだノ家の人たちの温かさなんですよねぇ~。クムスンのせいで弟のシワンが死んだと思っているテワンも、クムスンが肝臓移植を頼まれたという話を知ったとき、家族にこっそり打ち明けお金を用意したり、あれだけ反対していたジェヒとのことも、最後は両親の説得に回ってたし。血がつながっていなくても、家族ってこんなんだよなぁ~なんて、ふと思ったりしました。
かなり古い作品なので服装などはちょっと・・・って感じですが、安心して見られるドラマです。そう、復讐ドラマのようなジェットコースターはありません。
■キャスト
ハン・ヘジン(ナ・クムスン役)
カン・ジファン(ク・ジェヒ役)
イ・セウン(チャン・ウンジュ役)
キム・ユソク(ノ・シワン役)
イ・ミンギ(ノ・テワン役)
キム・ナムギル(ノ・ジョンワン役)