いばらの花 毒舌感想

いばらの花

takakoです。

BS11で放映していた「いばらの花」。全60話だったので、3ヶ月以上は見続けていたのですが、終わり方が妙にしっくりこず、消化不良のまま終わりました。ネタバレあるのでご注意を。

今までの復讐ドラマの場合、必ずお金持ちの男性が復讐する女性を影ながら助けるというのがパターンだったんですが、「いばらの花」はちょっとテイストが違いました。

首謀者はナンジュンとセミ、サポートがナンジュンの叔母シニョンという布陣で、ヒョンミンの父親の会社であるテガングループを追い込んでいくのです。ただ、3人の力ではテガングループをつぶすことはできないため、復讐の対象であるカン・ヒョンミン、ペク・ソウォンに対して恨みを持っている人たちを集め、8年かけて、その人物たちをヒョンミンとソウォンの周辺に配置していきます。

そして、ヒョンミンとソウォンによって殺されかけたセミだけは、死亡偽装をしたため、世間からの記憶が薄れるまでアメリカに渡っています。たまたま、アメリカで大金持ちの養女となり、莫大な財産を手に入れるのです。その軍資金を元に、アメリカから帰国し、ジェニファー・ダイアという名前でヒョンミンとソウォンに近づき、復讐をしかけていきます。

まぁ、大枠はこんな流れなんですが、「いばらの花」は疑問がいっぱい残るんです。

疑問その1
「妻の誘惑」でも復讐対象を誘惑し、自分を好きにさせるという手を使っていたので、セミがヒョンミンと結婚したのもわからなくはないのですが、なぜそんなに簡単にヒョンミンはセミに落ちたのか?

疑問その2
家同士の付き合いもあり婚約していたヒョンミンとスジが、なぜ8年間も結婚しないままいたのか?

疑問その3
娘がいるから仕方なくジミンの夫として暮らしていたセミの元彼ジェジュンが、ジミンを愛していることに気づいたと言い出したのか?

正直、これが一番の疑問。ヒステリーばかり起こして、嘘をついてまで手に入れたジェジュンと娘の世話すらしないジミンのどこに愛情が沸くのかまったくわからず。

疑問その4
スジはなぜあそこまでヒョンミンに執着していたのか?

疑問その5
悲しい愛の結末という見出しが躍るのですが、「バリでの出来事」と比べると、その見出しは正しい?

最初の頃は面白かったのですが、途中から疑問が疑問を呼び、なぜこんな展開になったんだろう?という部分にだけ、フォーカスがいってました。

おそらく、消化不良になるドラマなので、ドラマ観ながら突っ込みたいとか、いらいらしたいとかじゃない人には、あまりオススメはできません(おぃ)。

■キャスト
チャン・シニョン(チョン・セミ/ジェニファー・ダイア役)
ソ・ドヨン(パク・ナムジュン役)
カン・ギョンジュン(カン・ヒョンミン役)
イ・ウォンソク(ペク・ソウォン役)

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