takakoです。
BS日テレで放映されていた「私のIDはカンナム美人」。イム・スヒャンが大学生役ってかなり無理がある気がしたのは、私だけではないはず。ネタばれあるので、ご注意を。
「怪物」というあだ名をつけられるほどの容姿だったミレは、大学入学前に整形することを決意。別人になったミレは、大学に入学すると、みんなからちやほやされます。ですが、同じ大学には親友のヒョンジョン以外、知り合いはいないと思っていたミレの前に、中学生の同級生で途中で転校したギョンソクが!おまけに、ギョンソクはミレのことを覚えていて、ミレはギョンソクの口から過去がばれないかとヒヤヒヤする日々を送ります。ギョンソクはミレとの約束を守ってくれるのですが、整形美人のミレが許せないスアが、あらゆるトリップをかけ、ミレが整形美人であることが暴露されるように仕組み・・・。
イム・スヒャン好きですが、どう頑張っても大学生には見えない。「芙蓉閣の女たち〜新妓生伝」のときも、20歳前半とは思わなかったんで。それくらい、イム・スヒャンが実年齢より上に見えるというのが、私の正直な感想。そのため、チャ・ウヌとの実年齢差は7歳なのに、10歳以上離れているように見えて、違和感が!たぶん、他のドラマに出演しているイム・スヒャンを見ていなければ、そこまで違和感わかなかった気もするんですが、こればかりはしょうがない。
で、肝心のストーリーですが、人間顔じゃないってことを言いたいんだろうなぁ~とは思うのですが、説得力なし。ギョンソクは整形前のミレもかわいかったと言っていましたが、付き合ったのは整形後のミレ。ウヨンも整形後のミレに一目惚れして、告白してるし。もちろん、ウヨンはミレと関わることで、性格が良いところも気に入ったとは言ってましたが、顔が気に入らなければ、そもそもミレと関わったの?という疑問はわきますし。そう考えると、ギョンソク母の話の方が説得力あり。美人でモテモテで、結婚相手も選び放題だったが、選んだ結婚相手にお人形にされたと。自分のキャリアも捨てられないという人にとっては、お人形さん生活は疲れたはず。
そして、「私のIDはカンナム美人」では、なんと言っても一番重要な役回りは、スア。整形していない天然美人のスアの行動が憎たらしい、憎たらしい(おぃ)。美人で天使というのは表の顔で、裏ではあちこち画策して、周りをかき乱すという、とんでもないタイプ。とにかく一番美人な私が何でも一番じゃないと気がすまない!という典型で、先輩カップルを別れさせたり、ミレに気があった先輩を誘惑してみたり、ミレにしか興味を示さないギョンソクと公式カップルになろうと画策してみたり。やることなすこと見ていて、むかつきます。というより、こんなスアみたいな人間が周りにいたら・・・と思うと、恐ろしくなります。で、ミレはミレでお人好し過ぎて、スアの画策にまんまとひっかかるし。まぁ、ここまでお人好しもどうか?とは思いますけど。
でも、韓国ドラマお決まりの方程式通り、悪は裁かれ善は勝ちます。ミレはギョンソクと付き合い、みんなからも祝福されます。一方のスアは悪事がばれ、周りから総スカン。幸い、そんなスアにも手を差し伸べてくれる女性の先輩がいたのが救いですが!というより、大学生でこんなに周りのことを見て、誰にでも手を差し伸べてくれるような人っているの?という疑問は残りますけどねぇ~。
ただ、「私のIDはカンナム美人」にはマクチャンドラマのような起伏が無い代わりに、大学生の頃ってどうでもいいことで思い悩んだなぁ~という懐かしさを思い出させてくれ、タイムスリップ味わえます。
■キャスト
イム・スヒャン(カン・ミレ役)
チャ・ウヌ+ASTRO(ト・ギョンソク役)
チョ・ウリ(ヒョン・スア役)
クァク・ドンヨン(ヨン・ウヨン役)
イ・テソン(ソ・ユジン役)
ドヒ(オ・ヒョンジョン役)