師任堂(サイムダン)、色の日記 毒舌感想

takakoです。

BSフジで放映されていた「師任堂(サイムダン)、色の日記」。韓国での視聴率が低かったこと、イ・ヨンエ好きな友人のお父さんの評価が低かったことで、期待値が低かった状態で見れたのは幸いでした。ネタばれあるので、ご注意を。

イ・ヨンエの13年ぶりのドラマ復帰作ということで、放映前から話題になっていた「師任堂(サイムダン)、色の日記」。初回の視聴率は予想通り高かったのですが、どんどん視聴率は下がった上に、話数も2話短縮。なぜだろうと思ったら、見て納得。

私が個人的に思ったのは、タイムトラベルをわざわざ組み合わせる必要性があったのか?という点。ドラマのメインは過去の時代劇部分だけにし、ラストシーンを「パリの恋人」みたいな妄想でしたみたいなパターンだった方がはるかにましなんじゃないかと。

正直、時代劇部分のストーリーはそれなりに楽しめたのに、突然現代に戻って、ジユン夫の事業失敗シーンとかになると、あれ?何だっけ?と。流れを思いっきり止める役割になっている。おまけに、現代ではソン・スンホンがほとんど登場しない。影の人物としてちらっとは出てきますが、主要人物で現代のシーンにほとんど登場しなかったのはソン・スンホン、全く登場しなかったのはオ・ユナ。タイムトラベルものって、主要人物勢揃いするはずなのに、いないってのも不思議。

あと、イ・ヨンエが実年齢よりも若く見えるとは言え、ソン・スンホン、オ・ユナと並ぶと、はるかに上であるのは明白。これはドラマの時代劇のシーンのメイクが、妙に仮面をつけけたような白い感じだったのが原因かなぁ~と。せっかくの美しさが、私にはドーランのように見えて、残念で仕方がありませんでした。あっ、私はペ・ヨンジュンと元夫婦役を演じたドラマ「パパ」まで見てるくらいイ・ヨンエ好きなんで、余計なことに目がいったというのもありますが。

そして、私の場合は、子役から大人役に切り替わった後に違和感があると、途端にダメになるというのもあります。イ・ギョム子役を演じたヤン・セジョン、サイムダン子役を演じたパク・ヘスの身長差と、イ・ギョム成人役のソン・スンホン、サイムダン成人役のイ・ヨンエの身長差がかなーり違う。身長差はたいしたことないんですが、雰囲気も全然違っていて、切り替えについていけず。正直、そんなことどうでもいいだろうと思うのですが、視聴率高かったドラマって、この切り替えがとにかく上手。

ただ、最初の期待値が低すぎたこともあり、途中で断念せずに見れたので良しとしてます。まぁ、罠、嘘、裏切りにあっても、冷静に対処しているサイムダンみたいな人っているの?とは思いましたが。あまりにも美化しすぎて、人間味がない。他のドラマでは悪女を演じている女優さんの行動に全く共感はしないのですが、サイムダンが君子のように描かれすぎているので、フィウムダンがとる行動の方がぐっとくるときがあったり。何か不思議な感じでした。


#こんな見捨てられ方したら、フツー恨むだろう・・・。

ドラマは、ストーリーより出演者が重要という方なら、「師任堂(サイムダン)、色の日記」悪くないでしょう。

■キャスト
イ・ヨンエ(シン・サイムダン/ソ・ジユン役)
ソン・スンホン(宜城君イ・ギョム役)
チェ・ジョンファン(中宗/ミン・ジョンハク役)
オ・ユナ(フィウムダン役)
チェ・チョロ(ミン・チヒョン役)
ヤン・セジョン(宜城君イ・ギョム子役/ハン・サンヒョン)
パク・ジュンミョン(コン氏夫人/コ・ヘジョン役)
キム・ミギョン(ソン・ミギョン役)
キム・ヘスク(キム・ジョンヒ役)

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