takakoです。
Dlifeで放映されていた「運命のように君を愛してる」。台湾ドラマのリメイクということも、韓国での評判も何も知らずに見始めたのですが、えっ、何?と驚きを与えてくれました。そう、それくらいよくできていて、「運命のように君を愛してる」は、2015年に見た作品の中で、ベスト5入り確定。ネタバレはあまりない気もしますが、ご注意を。
人に頼まれたら嫌とは言えないお人好しのミヨン。会社ではみんなの雑用を引き受け、ポストイットのような存在として扱われているのです。唯一、後輩のジヨンだけはそんなミヨンに変わるように促し、ミヨンが思いを寄せているミン弁護士と一緒に当選したマカオ旅行に行くようにと仕向けます。で、このマカオ旅行で運命の出会いが!!!
まぁ、映像自体がドラマというよりアニメみたいなテイストで、軽く見れそうだと思ったのですが、甘い、甘い。とにかくミヨンがお人好し過ぎて、その発言一つ一つに心をどんどんつかまれていくのです。実際、マカオで部屋を間違えたことで一晩過ごしたゴンとの間に子供ができても、ゴンの彼女に悪いから堕ろすと言い出すし・・・。結局、ゴン祖母が妊娠の事実を知って二人は結婚することになるのですが、最初は子供が生まれたら離婚するという覚書を用意していたゴンまでも、ミヨンの純粋で清らかな心に惹かれていきます。
人の心は人の心を動かす
ミヨンみたいな人が周りにいたら、私はジヨンのようにもどかしくなるだろうなぁ~とは思いつつ、まっすぐできれいな心は持ち続けるべきだとも。
で、「運命のように君を愛してる」は、ドラマのストーリーもよくできていたのですが、主演陣の演技も最高。チャン・ヒョクってこんな演技もできるんだ!!!と驚かされましたから。そして、芯は強いけど、恐ろしいほどに人が良い役にはチャン・ナラぴったりすぎ。というより、チャン・ヒョクとチャン・ナラを主演に選んだのが成功の秘訣だと思うんですよねぇ~。
全体のバランスの勝利
いつもなら意地悪というかきつい役が多いナ・ヨンヒも、引いた演技で存在感を消し、嫌味をそれほど感じない悪女になってましたから。これこそ女優だと思わされましたから。
そうそう、韓国ドラマは相変わらず実年齢無視してますが、さすがにチャン・ナラの場合は、どう見積もってもチェ・ジニョクより年下にしか見えないからこの点も不満なし。というより、30台中盤なのに、制服着たら、高校生に見えるチャン・ナラの童顔ぶりはすごすぎます。
リメイク作品って大失敗するケースが多いのですが、オリジナル作品を見ていなくても、韓国版「運命のように君を愛してる」はストーリーはよく練られているし、キャストも完璧。周りに見るようにと勧めまくる予定(笑)。下手に感想は述べず、とにかく見るようにと言います!
■キャスト
チャン・ヒョク(イ・ゴン役)
チャン・ナラ(キム・ミヨン役)
チェ・ジニョク(ダニエル役)
ワン・ジウォン(カン・セラ役)