清潭洞アリス 第1話 あらすじと感想

takakoです。

ジャンティエール・シャと名乗るチャ・スンジョは、アルテミスコリアの初代会長。なぜ女性がブランドを追い求めるか?という問いに、韓国女性はみんなと違っていることに価値を見いだし、高ければ高いほど良いという独自の理論を展開。そして、今日より明日、明日より明後日と、価格をどんどん上げるようにと、支社長たちにはっぱをかけます。

その頃、美大を優秀な成績で卒業し、努力すれば何でも夢は叶うと信じて疑わないセギョンは、大学卒業後3年が経っても、就職先が見つからない状態。GN衣類に面接を受けに行くのですが、面接官たちはセギョンにビリの成績をつけ不合格に決めたのです。ですが、入社試験を見ていたGNファッションの社長夫人であるユンジュの一言で、セギョンは契約社員として採用されます。デザイナーとして採用れたと喜んでいたセギョンだったのですが、その実態は社長夫人の小間使い。リストを渡された品物を買いに行き、社長夫人の元に届けるというものだったのです。実は、社長夫人のユンジュは、セギョンの高校時代の同級生。ユンジュはセギョンから彼氏を奪い、その彼氏に絵を描かせ、自分の名前でコンクールに応募するというとんでもない人物。セギョンから恥ずかしくないのかと責められても、それも自分の実力だと言い放つのです。まぁ、言われてみたら相手にゴーストをさせるのも実力って言えば実力かもしれないなぁ~と、妙に納得してしまいました。

そんな中、セギョンはユンジュのお使いの帰り道で、スンジョの車と衝突します。スンジョはセギョンを一目見てお使いを頼まれた契約社員だと判断し、自分はアルテミスコリアの会長秘書で、車の修理はお互いの保険でなかったことにしようと。セギョンは事故はスンジョのせいだと主張するのですが、車の価格が違うから、争った場合はもっとお金を払うことになるかもしれないと、スンジョは言うのです。それにしても、一瞬見ただけでどんな立場かを理解し、やりとりを変えるスンジョの頭の切れには感服です。

一方、スンジョはロイヤルの会長を呼び出し、アルテミスはロイヤル百貨店には出店できないときっぱりと言います。万年業界3位の上、レベルが低いと。ロイヤル会長は新店もオープンする計画があると説明するのですが、スンジョはオープンしたら話に来てくださいと一蹴。そして、スンジョは秘書を退席させ、ロイヤル会長と親子の対話を始めるのです。実は、愛している女性と結婚するということで、スンジョは父親から勘当され、遺産放棄までさせられた過去があったのです。で、今回の出店見送りは、父への復讐第1弾。父が激怒している姿をこっそり録画し、スンジョは自宅でその映像を見ながら大笑いしていたのです。さらに、スンジョのもう一人の復讐相手は、元妻のユンジュ。勘当され、遺産放棄されたことで、ユンジュはスンジョの元を去ったのです。そう、結婚はビジネスだったと。いや~、ユンジュの生き方は、ある意味すじが通っているような気がします。

そして、事件が発生。セギョンはユンジュのお使いで1億5千万ウォンの宝石を購入したのですが、その保証書をなくしてしまったのです。宝石店に再発行を依頼するのですが、宝石店からは再発行はできないと。そこに、スンジョが現れ、セギョンはアルテミスの会長の力で自分を助けてくれないかと懇願します。すると、スンジョはそもそもセギョンを助ける筋合いはない上に、包装を開けて宝石を身につけたのでは?と、セギョンを問いただすのです。セギョンはダイヤのネックレスを身につけたことを認め、センスを磨くことができないのは、自分の意思ではどうすることもできない境遇のせいだと言うのです。結局、セギョンは退職願を書き、提出することに決めます。

■キャスト
パク・シフ(チャ・スンジョ役)
ムン・グニョン(ハン・セギョン役)
ソ・イヒョン(ソ・ユンジュ役)
キム・ジソク(タミー・ホン役)
ナムグン・ミン(ソ・インチャン役)

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