いとしのソヨン毒舌感想

takakoです。

韓国で最高視聴率49.3%を獲得した「いとしのソヨン」。韓国で視聴率が高かった作品は、大体ハズレなしだったので期待していたのですが、その期待を裏切らない良い作品でした。一部ネタバレあるので、ご注意を。

最初見始めていて、こんなにあっさり結婚するの?というのが驚きでした。大体、貧乏人の女性と財閥の御曹司が恋に落ちて結婚というが韓国ドラマの王道の1つですが、紆余曲折あって、ハッピーエンドは最後というのがフツー。もちろん、結婚までに紆余曲折あったんですが、ドラマの前半でちゃんちゃん。あららーと思っていたら、ソヨンは結婚時に父親がいなかったと言っていた嘘をそのまま隠し、父親にも留学すると嘘をついて・・・。

なるほど、この嘘がばれるのがドラマの次の波か!と思っていたんですが、この波が予想以上。何しろ、ソヨン弟のサンウとウジン妹のミギョンが付き合っていて、結婚まで考えていたら、お互いが親戚同士と判明。ソヨンはサンウにはすべて打ち明けていたのに、サンウがソヨンを拒絶したせいで、お互いの家族状況を知らないまま。まぁ、こんなに近い事なんてフツーには起きないでしょうが、サンウは悩みに悩んだ末、ソヨンのためにミギョンを諦め、突然ホジョンと結婚することを決めるのです。

で、このホジョン。私の中でとにかく一番。ドラマの中でのホジョンって、あんなうるさい母親の元に育ったのに、明るくて性格が良い。おまけに、サンウに一目惚れしてから一途に思い続け、アメリカに留学させられた間もずーっと忘れず、帰国したらついて回り。ただ、性格が良いだけではなく、周りの人の事も考えすぎるところもあるんですよね。だから、サンウからも誤解され、ひどいことを言われても、弁解もしない。ミギョンと別れるためにホジョンと結婚したいと言い出したサンウの提案も受け入れ、周りにも自分がしがみついたと言うし・・・。その後、ホジョンがサンウ父とソヨンのことを知ってからは、どちらの気持ちも分かるといい、二人の仲を仲裁するためにあの手この手でバックアップするのが、とにかくかわいい。だからか、最初は仕方なしに結婚したサンウも、どんどんミギョンを好きになっていくんですよね。挙げ句には、誰がどう見ても自分より劣る相手に嫉妬し、ミギョンからも笑われる始末。その後の二人のシーン↓が、私の中での一番のお気に入り。

いとしのソヨン

それにしても、「いとしのソヨン」は、心温まるホームドラマという言葉がぴったり。父と娘の確執は、お互いがお互いを理解できないまま無理をしようとした結果が招いたもの。その気持ちのずれをいろんなエピソードで埋めていくという意味で、本当によくできていた考えさせられる作品でした。2013年に見たドラマの中では、ベスト5に入ります。

■キャスト
イ・ボヨン (イ・ソヨン役)
パク・ヘジン (イ・サンウ役)
イ・サンユン (カン・ウジェ役)
イ・ジョンシン (カン・ソンジェ役) (CNBLUE)

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